いつもご覧いただきありがとうございます! パーソナルトレーナーの寺子屋・塾長の高津です
近年、スポーツの世界でもメンタルトレーニングの重要性が言われるようになりました。頂点を極める戦いでは、最後はメンタルの勝負だなどと言われます。
日常生活においてもメンタルの安定が健やかな日々を過ごすためにも大切ですし、やる気や緊張のコントロールなどもざっくりいえば「メンタル」の話に集約されます。
パーソナルトレーナーのみなさんもセッションを通じて、クライアントのモチベーションに関わる存在であり意識するしないに関わらず「メンタル」へも関与する仕事になっているのではないでしょうか?
メンタルトレーニングとかメンタルコーチングとか、心理カウンセリングとか我々素人からするとどれも同じに聞こえてしまいますが、実はやる中身はそれぞれ違いがあります。
メンタルアプローチに関わる、あるいはそのサービスを受ける場合にはそれぞれの違いを知っておく必要があります。
✅心理カウンセリングは、人の話を聴く、とにかく聴くお仕事
✅メンタルコーチングは、相手の可能性や内面を引き出すお仕事
✅メンタルトレーニングは、メンタルコントロールをするための具体的手法を指導すること
同じメンタルを扱受けて仕事でも内容が異なります
以下にメンタルトレーナーの石津貴代先生のブログから引用し、3者の違いを見ていきます
心理的アプローチには、メンタルトレーニングの他にも心理カウンセリングやコーチングなどがあります。
それぞれに違う役割があり、その内容も、行う目的も違います。
・・・目標達成に向けたメンタル強化トレーニング
・・・日常生活に支障が出るような悩みに対するアプローチ
心理カウンセリングは、日常生活に支障が出るほどの悩みや、トラウマ、精神疾患からの回復に向けて行う、いわば「心のリハビリ」です。
心を整え、癒し、日常生活を通常に行えるようにカウンセラーがサポートを行います。
同じように“心”に働きかけるコーチングとメンタルトレーニングは、混同されることがあり、受け手が混乱するケースが良く見られます。
2つの大きな違いは、コーチングには何かを教えるという、ティーチング要素がないということです。
●コーチングは、
相手とコミュニケーションを取りながら相手の中にあるものを引き出したり、整理することに対し、
●メンタルトレーニングは、
相手が課題を自己解決したり目標達成するための方法を教え、しっかり習得してもらうのが目的です。
つまり、メンタルトレーニングとは『具体的なメンタルのコントロール方法や、課題の解決策を教えるもの』であり、コーチングとは明らかに違います。
(ここまで)
我々パーソナルトレーナーの仕事で考えてみますと、体づくりのためのトレーニング方法をすでに知っていて自分のやっていく方向性を一緒に考えると言う場合はコーチング的役割になります。
私がボディビルダーをサポートする場合は具体的なトレーニング方法を教えるのではなく、その選手が今困っていること悩んでいることを伺ってその解決方法を一緒に考えていきます。
一方、自分に合う運動を何をしていいかわからない人には、トレーナーが具体的トレーニング手法を教えていく必要があります。
メンタルトレーニングもメンタルコントロールのための具体的な方法をお伝えすることになります。
その辺りがコーチングやカウンセリングと違う点です。
考えてみるとパーソナルトレーナーの仕事は、初めてきたお客様にはカウンセリングを行い、具体的にメンタルのコントロール術をお伝えしたり、時には伴奏者としてモチベーションを与えたり幾つかの顔を持って接するものです。
上記引用ブログの著者である石津貴代先生をお招きし、パーソナルトレーナーの寺子屋で勉強会を行います。
寺子屋塾生以外の方にも聴いてもらいたい話ですので、特別に今月の勉強会に参加いただけるチケットをご用意いたしました。
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6月28日20時30分-定例勉強会👇
「モチベーションとやる気のコントロール術」と題し、メンタルトレーナーの石津貴代先生にご講義いただきます。
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